のんびり屋の節約ライフログ

”無理しない”ことを大切に、節約に取り組んでいます。このブログでは、今を楽しみながらのんびりと経済的自立を目指す日常を綴ります。

【読書の記録】「暗号資産をやさしく教えてくれる本」|暗号資産投資に欠かせない一冊

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この記事では、「暗号資産をやさしく教えてくれる本」について紹介します。

この本を読むことで、暗号資産の基礎知識を学ぶことができます。

「暗号資産について一から勉強してみたい」という人や「暗号資産投資に興味がある」という人におすすめの一冊です。

 

題名に「やさしく」とある通り、初心者でもわかりやすいように書かれています

 

 

 

本の紹介

 

まずは、本について簡単に紹介するよ

 

「暗号資産をやさしく教えてくれる本」は2023年にあさ出版から出版された、暗号資産の基本を体系的に解説している本です。

暗号資産の成り立ちから、投資にあたって必要な基礎知識、将来性まで学ぶことができ、これからの投資に欠かせない1冊となっています。

 

著者について

著者は、マネックス証券の暗号資産アナリストでいらっしゃる松嶋真倫さんです。

都市銀行退職後に暗号資産関連スタートアップの立ち上げメンバーとして業界調査や相場分析に従事され、現在はweb3ニュースレターや調査レポート「MCB RESERCH」などを統括していらっしゃいます。

 

こんな人におすすめ

  • 暗号資産の仕組みや将来性について知りたい人
  • 暗号資産投資のやり方について知りたい人

 

 

本を読んだきっかけ

メルカリの売上金を活用してビットコイン取引を始めてみたものの、暗号資産についてよく知らなかったので、一から学ぼうと思ったのがきっかけです。

 

メルカリビットコイン取引についての記事はこちら☟

 

題名に「やさしく」と入っていて、初心者でもわかりやすく書かれていそうだと思ったので、この本を選びました。

 

 

本を読んで学んだこと

この本を読んで学んだことのなかから、特に印象的だった内容を10個ピックアップして紹介します。

 

暗号資産は従来のお金とは違うもの

■暗号資産の3つの特徴■
①不正を検知しやすい
②システムが落ちにくい
③お金のルールを設定することができる

 

暗号資産には、従来のお金とは違う3つの特徴があります。

 

1つ目は、「不正を検知しやすい」ことです。

暗号資産はネットワークに参加するメンバー全員で取引を検証し合う仕組みによって、取引における信頼性を保っています。

不正があった場合には、分散型ネットワークによってすぐにそれを検知することができます。

 

2つ目は、「システムが落ちにくい」ことです。

暗号資産は、世界中のコンピュータで分散的に管理されているため、どこか一部に問題が生じた場合でも、ネットワーク全体が稼働し続けることが可能です。

 

3つ目は、「お金のルールを設定することができる」ことです。

国が経済状況に応じて供給量をコントロールする法定通貨とは異なり、暗号資産については、データベース上で総供給量や発行ペースなど発行ルールを定めることができます

 

暗号資産は従来のお金とは異なるんだね

 

暗号資産が持つ4つのリスク

■暗号資産の4つのリスク■
①価格変動があるうえに大きい
②ハッキング
③51%攻撃
④規制

 

暗号資産には、リスクが4つあります。

 

1つ目は、「価格変動があるうえに大きい」ことです。

暗号資産は、通貨や株式と比べて取引高も取引参加者も規模が小さいため、短期間で価値が急上昇することもあれば、急落することもあります。

 

2つ目は、「ハッキング」です。

暗号資産はインターネット上で取引をするため、パスワードや暗証番号を第三者に盗まれた場合、ハッキングのリスクがあります。

 

3つ目は、「51%攻撃」です。

暗号資産における意思決定の手段は多数決で、51%の人が承認することで決定されることになっています。

「51%攻撃」とは、この仕組みを利用して51%の嘘の承認を取り、不正取引を成立させようとすることです。

 

4つ目は、「規制」です。

暗号資産の規制がまだ十分に整備されていない国もあります。

これから暗号資産の規制を整備するにあたって、突然暗号資産の取引が禁止される可能性もあります。

 

暗号資産のリスクを正しく理解しておこう

 

暗号資産の売買の仕組み

  • 暗号資産ごとにルールが決められている
  • 個人資産の管理は「ウォレット」で行う
  • 資産全体は「ブロックチェーン」で管理する
  • 取引は取引所を活用するか個人で行う
  • 種類が違っても外貨のように交換できる

 

暗号資産は、銘柄ごとに発行や取引のルールが設定されていて、それぞれの供給量や用途などが異なっています。

 

暗号資産は銀行や証券会社でいう「口座」のかわりに、ウォレットすなわち「財布」で管理します。

 

ウォレットには「アドレス」と「秘密鍵」が存在します。

アドレス」:口座番号と同じで、公開しても問題はない
秘密鍵」:暗証番号またはパスワードと同じで、公開してはいけない

 

ブロックチェーンとは、暗号技術を組み合わせて複数のコンピュータで取引情報などのデータを同期して記録する仕組みのことです。

暗号資産は、国の中央銀行のような特定の主体が管理するのではなく、関係者全員で管理をしています。

 

暗号資産は、暗号資産交換業者が提供する「取引所」、または「販売所」を通いて個人間でやりとりをします。

「取引所」と「販売所」では形式が異なります。

取引所」:買い手と売り手が集まり、それぞれの希望が合えば売買が成立する
販売所」:買い手も売り手も販売所とやりとり・売買を行う

 

暗号資産には多数の種類があり、異なる種類の暗号資産を交換したり、日本円に変えたりすることができます。

 

暗号資産は「ウォレット」で管理するんだね

 

暗号資産と他の資産の違い

①仮想通貨との違い
「仮想通貨」はバーチャル上で使われるデジタル通貨の総称で、ゲーム内やゲームを主催する企業のシステム内でしか使うことができません。
一方で、暗号資産は取引の範囲が特定の企業に縛られることがありません
 
②電子マネーとの違い
電子マネーを現金に交換することはできず、銀行などを介して自由に移動することもできません。
一方で、暗号資産は自由に交換、移動することができます
 
③ポイントマネーとの違い
Amazonや楽天などの企業が運営しているポイントマネーは、日本円と交換したり、誰かに送金したりすることはできません。
一方で、暗号資産はウォレットを通じて双方向にやり取りすることができ、特定の企業あるいはサービスでしか使えないということはありません
 
④決済アプリマネーとの違い
PayPayやLINE Payなどの決済アプリマネーは、アプリのユーザー同士でしかやり取りすることができません。
一方で、暗号資産は同じウォレットアプリを使わなくても、アドレスさえわかれば世界中の誰とでもやり取りすることが可能です。
 

暗号資産は他のデジタル資産とは異なる特徴を持つんだね

 

押さえておきたい暗号資産の種類

暗号資産は2万種類以上発行されていて、その数は年々増え続けています。

ビットコイン以外の暗号資産のことを総称してアルトコインと呼んでいます。

 

【代表的な暗号資産】

①ビットコイン(BTC)

②イーサリアム(ETH)

③リップル(XRP)

④ビットコインキャッシュ(BCH)

 

ビットコイン

時価総額が最も大きい暗号資産です。

個人で直接取引できる電子通貨システムとして誕生し、2009年に発行が始まりました。

 

イーサリアム

ビットコインに次いで時価総額が大きい暗号資産です。

イーサリアム財団が開発を進めていて、世界中のコンピュータがつながることでネットワークを形成する、ワールドコンピュータを構築しようとしています。

 

リップル

米リップル社が開発する暗号資産です。

リップルを活用した決済ネットワークによって、金融機関同士の送金コストを改善することを目指しています。

 
ビットコインキャッシュ

ビットコインから新たに生まれた暗号資産です。

ビットコインには決済手段として利用するうえで取引処理の性能に問題があるため、ビットコインキャッシュは決済利用が可能なデジタル通貨になることを目指しています。

 

暗号資産には種類がたくさんあるんだね

 

暗号資産の取引に必要な「ウォレット」

■ウォレットの種類■
①オンラインウォレット・ウェブウォレット
②ソフトウェアウォレット
③ハードウェアウォレット
④ペーパーウォレット
 
オンラインウォレット・ウェブウォレット
オンラインウォレットは、ウェブアプリとして提供されます。
常にインターネットに接続されているため、取引がスピーディーかつ簡単にできるため、利便性が高いことが特徴です。

ソフトウェアウォレット
ソフトウェアウォレットは、パソコンやスマホにダウンロードしたり、ウェブ上でアクセスしたりして使用します。
取引するときだけ、端末をインターネットに接続します。

ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットは、暗号資産を管理するための専用デバイスとして提供されます。
取引するときだけ、USBなどを通じてオンライン状態のパソコンやスマホと接続します。

ペーパーウォレット
ペーパーウォレットは、暗号資産を保管するアドレスの秘密鍵を紙に印刷し、保管する方法のことです。
取引のとき以外は基本的にオフライン状態であるため、ハッキングなどのリスクを無視することができます。
 
これらのウォレットは、常にインターネットに接続しているかどうかで大きく2つに分けることができます。
ホットウォレット」:常にインターネットに接続して利用するもの
(例)オンラインウォレット、ソフトウェアウォレットなど
コールドウォレット」:インターネットに接続されていない環境で利用するもの
(例)ハードウェアウォレット、ペーパーウォレットなど
 

それぞれのウォレットの特徴を理解しておこう

 

取引所方式か販売所方式かを決める

取引所と販売所では、取引する相手も、取引にかかる手数料も、取引できる暗号資産の種類も異なります。
 
①取引所方式
取引所方式では、取引所がユーザー同士の取引の場を提供し、そこでユーザー同士が直接売買注文を出して暗号資産を取引します。
取引所方式では、売買するたびに手数料がかかりますが、販売所方式に比べると低く設定されています。
 
②販売所方式
販売所方式では、ユーザーが取引所を相手に暗号資産を取引します。
取引所が提示する売買価格が表示されていて、ユーザーは取引数量もしくは取引金額を入力することで、簡単かつ確実に暗号資産を売買することができます。
販売所が提示する売買価格には手数料が上乗せされていて、取引所方式に比べて高くなっています。
 

それぞれの特徴をふまえて、自分に合った方式を選ぼう

 

個人でできるリスク管理

  • 個人のウォレットも活用する
  • 2段階認証は必須と考える

 

リスク管理として、取引所で購入した暗号資産の一部を個人のウォレットに移して管理することが有効です。

暗号資産の秘密鍵を自分で管理する手間はかかりますが、コールドウォレットで管理することで、ハッキングリスクを回避することができます。

 

また、取引所やウォレットでは、2段階認証などのセキュリティ設定を必ず行うようにしましょう。

 

個人でできるリスク管理をして、大切な資産を守ろう

 

暗号資産は「雑所得」として税金が発生する

暗号資産の売買等で発生した利益は、原則として雑所得に分類され、所得税の課税対象になります。

他の所得との合算で試算される総合課税となり、住民税とあわせて最大55%が課税されます。

また、確定申告の際、ほかの所得区分と一定期間の利益と損失を相殺する損益通算ができません。

 

証券や外国為替の取引は、他の所得とは分けて計算される分類課税となり、一律20.315%が課税され、損益通算が可能です。

 

つまり、暗号資産の税金はその他の金融取引と比べて負担が大きくなっています。

 

暗号資産は、証券取引と比べて税負担が大きいんだね

 

ビットコインは金融危機に強い

暗号資産はこれまで、大きな金融危機に陥ったときに世界的な注目を集めました。

 

①リーマン・ショックを受けてビットコインが誕生

リーマン・ショックによる金融危機は、世界規模で連鎖的に広がり、世界中で金融機関への信頼が大きく揺らぎました。

この折に、金融機関を介さずとも個人間で自由に取引できる「ビットコイン」が誕生しました。

 

②キプロス機器でビットコインの価値が高まる

ギリシャ危機の影響を受け、キプロスで金融危機が起こり、国や金融機関に対する信用が急落しました。

そこで、国外の投資家たちはキプロスから他の国へ資産を逃がす手段としてビットコインを購入し、ビットコインの価値は一気に高まりました。

 

③コロナ禍でビットコインの価格が急上昇

コロナ禍において、あらゆる金融資産の価格が暴落し、ビットコインの価格も一時は50%ほど暴落しました。

しかし、その後はいち早く下げ幅を取り戻し、史上最高値を更新しました。

金と同じように、「有事に強い資産」として認知度が高まってきています。

 

ビットコインは金融危機に強い資産なんだね

 

 

本を読んだ感想

本を読むまでは暗号資産については全く知識がない状態でしたが、この本を通じて暗号資産の基礎を学ぶことができました。

専門用語が出てきたり、慣れない概念が出てきたりして混乱することもありましたが、できるだけかみ砕いた言葉で説明してくれるので、私のような初心者でも理解することができました。

 

 

さいごに

今回紹介した「暗号資産をやさしく教えてくれる本」は、暗号資産について基礎から学びたい人や、暗号資産投資に興味がある人におすすめしたい一冊です。

初心者でもわかりやすいように解説されていて、暗号資産について基礎から体系的に学ぶことができます。

「暗号資産について学びたい」と思ったら、まずはこの本を読むことをおすすめします。